こんにちは。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため緊急事態
宣言で、勤務・学校生活も今までと違う環境と
なり大変だと思います。
私も、医療・国試対策に携わり、多くの緊張と
環境の変化で戸惑いながら頑張っています。
私たちの生活・命を守るために最前線で
闘っている方々に感謝し、今、私たちにできる
ことを精一杯やっていきたいと思います。
それでは、今日は受験生のみなさんが多くの
苦手意識がある解剖生理の対策についてのお話
です。
出題基準では、「人体の構造と機能」になります。
国家試験や模擬試験では、正答率は、およそ50%
をきることもあるような科目です。
私も学生時、大の苦手科目でした。
解剖生理は、疾患・看護を理解するための
大切な基盤となります。ここが弱点で、苦手
意識が高くなると、病態生理・検査・治療・
看護を理解することが難しくなります。
さらに単純な暗記で対応する問題しか解けなく
なります。そして、解剖生理は、講義、実習、
国家試験の勉強のためだけの科目ではありません。
臨床現場でも常に継続して勉強する必要があり
ます。
それでは、どのように対策していくか?
学内の講義、そして実習での受け持ち患者の
理解を深める時など、どんな時も解剖生理
(正常機能・役割)について関心を持ち、
テキストを開きながら理解を深める
地道な作業が最も大切です。
自分が理解したことを頭の中のイメージを
絵、図、自分の言葉で整理します。それを
付箋などにまとめテキスト内の理解した場所に貼り
付けておこう。その作業が知識を定着化させ、
後で読み返すと、どんなテキストの言葉よりも
自分に響きます。そして、さらに過去問題集から
整理した内容の関連問題を2~3問題を解いてみる
ことで、さらに知識が深まり国家試験対策に
つながります。
★わかった!→知識を整理!→知識を確かめる!
この繰り返しがとても大切です。
講義、予備校の講座など多くの場所で学習しても
最後は、自分の机で自分が理解する!
だから知識が自分のものとなります。
今、解剖生理のわからないところ、気になるところ
小さなひとつを克服するために頑張ってみよう!